審美治療

歯を美しくする

人の第一印象は出会って3秒で決まるといわれています。歯は物を食べる機能的な働きのほかに、その人の第一印象、つまり表情や見た目に大きな影響を与える美容的な要素も兼ねています。
笑ったとき、ちらっと見えてしまう銀歯が気になる方もいるかと思います。また、銀歯が見えてしまうのを嫌い、不自然な笑い方をされる人も多く見かけます。
審美治療とは、一般的に歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科治療のことを指しますが、歯の形や色、歯並び、歯ぐきの色を治し、口の中の本来の美しさを取り戻す治療の一面もあります。下記のような悩みをお持ちの方はご相談ください。

  • ・銀歯を歯と同じ色にしたい
  • ・金属アレルギーがある
  • ・前に治した詰めものの色があっていない
  • ・歯が抜けたままになっている
  • ・歯が欠けてしまった
  • ・歯と歯の隙間が大きい、歯の形が不自然で気になる
  • ・歯が変色してしまった、など

当院の審美治療の主な種類

セラミッククラウン・インレー

当院では最短で1日で治療が終わるセレックシステムを導入しています。
歯と同じ色のセラミックのブロックを削りだすため、自然の歯と殆ど見分けがつかない美しさです。また、機械で精密に計算するため、詰め物と歯の間の隙間が非常に少なく、再び虫歯になりにくいのが特徴です。

セレックについてさらに詳しく

ラミネートべニア

ラミネートべニアでは、歯の表面を一層削って、薄い人工歯のような材料を貼り付けます。ホワイトニングできない方でも短時間で白くてきれいな歯を取り戻すことができます。
歯の変色が激しく、クリーニング・ホワイトニングでは着色が落ちない方や、体質的にホワイトニングの薬剤が使用できない方でも、歯を美しくする方法がラミネートべニアです。歯の表面を0.5㎜ほど削り、薄いセラミックを貼り付けます。歯を削る量が少ないので、ほとんどしみることもなく、被せ物に比べて歯にかかる負担が小さくて済みます。

ラミネートべニアの流れ

1.診査・診断・カウンセリング

まずはお口の中を診査し、歯の状態を確認します。カウンセリングを行い、着色の原因が嗜好品や加齢など外来性のものではなく、遺伝性のものやテトラサイクリン症等の薬剤が原因のものである場合や、体質的にホワイトニングができない方にはラミネートべニアを行います。
術前にお口の中の写真を撮ります。

2.クリーニング

まずは衛生士によるPMTCを行い、歯の表面に付着したヤニや茶渋を除去します。この段階でかなりきれいになる方もいらっしゃいます。

3.形成

歯の表面をエナメル質だけ0.5mmほど一層削ります。削る量が少ないため、痛みやしみる感じもなく、麻酔も必要ありません。

4.型を取る

削った歯の表面のデータを3D光学カメラでコンピューターに取り込み、薄いセラミックの歯を作ります。

5.接着

ラミネートベニアと歯の表面を強力なセメントで接着します。 光を当て、しっかりと固定します。

6.仕上げ・かみ合わせの確認

歯の表面を磨き、 噛み合わせを確認・調整します。