ホワイトニング
ホワイトニング
歯を削らずに黄ばみを分解し、白くさせます
笑ったとき、きらりと光る白い歯は、なによりもその人を素敵に見せると思います。
また、歯の色が汚いというコンプレックスがあって、歯を見せて笑わなくなったり、笑うとき手で口元を隠すことが習慣になってしまう人もいるようです。どうせ笑うなら、思いっきり口元を見せて笑いたいですよね。
歯の色を気にされている、そんな方におすすめするのがホワイトニングです。
ホワイトニングとは、歯ブラシでは落ちない加齢や遺伝による歯の黄ばみを分解し、歯を削らずに白くする方法です。
当院のホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
当院では、おうちで寝る前にトレーをはめていただくだけのホームホワイトニングを行っています。歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の色素を分解して歯を白くしていきます。 天然の歯を白くしていくため、生えたばかりの歯のような自然な色の仕上がりになり、笑った時の口元をより美しく見せることができます。
ホワイトニングの流れ
1.診査・診断・カウンセリング
ホームホワイトニングは手軽に歯を白く美しくする方法です。ただ、体質や歯の状態によってはホワイトニングができなかったり、効果が出にくいことがあります。ホワイトニングを行うまえに必ず診査診断し、カウンセリングを行います。術前にお口の中の写真を撮ります。
2.クリーニング
まずは、歯科衛生士によるPMTCを行い、歯の表面に付着したヤニや茶渋を除去します。この段階でかなりきれいになる方もいらっしゃいます。
3.トレーの作成
患者さんの歯にフィットするように型をとり、専用のトレーを作成します。このトレーにホワイトニングの薬剤を塗布し、数週間就寝時に装着します。強い薬剤を使用すると薬剤の影響により、歯がしみるという症状が出ることがあるので、当院では歯に負担の最も少ない薬剤を用いています。
4.経過観察
ホワイトニングの効果は徐々に現れてきます。毎日鏡を見ていると、何となく白くはなった気がするけど、本当に白くなっているの?と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。当院ではホワイトニング前の状態とを比較して確かな効果を実感する事が出来ます。
ホワイトニングの仕組み
ホワイトニングの薬に用いられている過酸化水素もしくは過酸化尿素が、歯の着色成分の有機質を分解するため、歯が白くなります。
下記の図は過酸化尿素が分解され、歯の着色に作用する物質が生成されるまでを簡単に説明したものです。 最終的に、ハイドロぺルオキシラジカル(HO2)、あるいはハイドロキシラジカル(HO)というフリーラジカル(活性酸素)が生成されます。
こうしてできたフリーラジカルが歯の表面に付いた汚れを分解して浮かせるため、歯が本来の白さを取り戻すのです。
ホワイトニングの効果
ホワイトニングの効果は、個人差はありますがおよそ1~2年ほど持続します。
しかし、コーヒーや紅茶、カレーなど色の濃い飲食物を好まれる方やタバコを吸う方は茶渋やヤニがついてしまうため、比較的後戻りが早いです。
ホワイトニングの効果を持続させる為にもタバコやカレーといった物は出来る限り控えましょう。
ホワイトニングができない方
- ・無カタラーゼ症の方…ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解できない
- ・エナメル質・象牙質形成不全症、重度なテトラサイクリン変色歯…ホワイトニンの効果が出にくい
- ・天然歯以外(被せ物・詰め物)…ホワイトニング剤に反応しない
- ・神経がない歯(失活歯)…通常のホワイトニングでは効果がでない
白い歯を持続させるために
綺麗な歯の色を持続させるために、1年に1回のホワイトニングと月に1度のクリーニングをお勧めします。