インプラントについてお伝えしたいこと
ーImplant messageー
歯を抜けたままにしていると…
病気や事故などで歯を失ってそのままにしていると、歯並びの崩壊に繋がる恐れがあります。例えば、歯の欠損部分の隣の歯が倒れ込んできて、歯並びの乱れを引き起こす場合があるのです。また、歯を失うことで適度な負荷がかからなくなって、顎の骨が痩せてしまうこともあります。その結果、顎の骨全体が変形して口元が歪んだり、口元や頬の筋肉が痩せて老けて見られたりするなど、様々な弊害が考えられます。
このように歯を失うことは、お口全体に悪影響をおよぼすものです。なので、歯が抜けた時はそのままにせずにできるだけお早めにご相談ください。歯を失ってそのままにしている時間が長引くほど、倒れ込んできた歯を起こすための矯正治療や、歯を削って被せ物を被せる治療などの追加の治療が必要になったり、ベストな治療が行えないこともあります。
さらにインプラント治療をご希望になっても、歯の欠損により顎の骨が痩せてしまっていると、そのままでは安全に埋入できないため、骨造成といった大がかりな治療が必要になってしまうこともあります。
噛めることの重要性
「噛む」という行為は食事をするうえで大事なだけでなく、お口の健康にとっても重要なものです。噛むことで唾液の分泌が促進されて、お口の中を清潔な状態に保てるようになります。また、噛む刺激により顎の骨やお顔の筋肉の発育が促進されて、さらに良くものが噛めるようになるための土台作りに繋がるほか、大脳の働きを活性化するとも言われています。
お口の健康を維持するうえで、「ものがきちんと噛める状態」を維持することはとても大事です。上記でもお伝えした通り、歯を失ったままにしていると様々な悪影響がおよぶことになりますので、できるだけお早めに当院までご相談ください。
当院のインプラントの特徴・設備
CT・セレックのデータを融合させる「CMG(Cerec Meets Galileos)」
インプラント治療の的確な診査・診断のためにデジタルCTレントゲンは欠かせないものですが、CTだけでは軟組織や細かな骨の造成までは確認できません。そのため当院ではこれにセレックの光学カメラ(3Dカメラ)を加えて、CTとセレックのデータを融合させることで、より精密にお口の中の状態を確認するとともに、最終的な被せ物までイメージして治療しています。これはCMG(Cerec Meets Galileos:セレック・ミーツ・ガリレオス)という最新技術で、当院のインプラント治療の大きな特徴です。
ガイデッドサージェリーを使って正確かつ安全に埋入
ガイデッドサージェリーとは、インプラント体(人工歯根)を正しい位置・角度・深さに埋め込むためのテンプレートで、当院ではこれを使って正確かつ安全に埋入しています。当院ではCT・セレックのデータを融合させて、このガイデッドサージェリーを設計しています。
骨の量が足りない場合にもきちんと対応
顎の骨が痩せていると安全にインプラント体が埋入できないのですが、そうした方にも安心して治療を受けていただくために、当院では足りない骨の量を補う治療「骨造成」にも対応しています。骨造成にはサイナスリフトやサイナスグラフトなどの方法がありますが、こうした専門性の高い治療を行うことできますので、他院でインプラント治療を断られた方もお気軽にご相談ください。
鎮静状態でのインプラント治療が可能
インプラントの外科手術に対する恐怖心が強い方や、糖尿病や高血圧などの全身疾患をお持ちの方にも安心して治療を受けていただくために、静脈内鎮静法によるインプラント治療も行っています(事前予約が必要)。眠っているのとほとんど同じ状態で手術が受けられ、術中は生体情報モニターでお体の状態を常時監視します。リラックス状態で手術が受けられるため、通常よりも術後の腫れが軽減できるというメリットもあります。
即日インプラントにも対応可能
患者様の状態によっても異なりますが、条件が揃っていれば、インプラント体を埋入した日に被せ物を装着させられる「即日インプラント」にも対応可能です。その日のうちに歯が入るので、治療当日からものを噛んでいただけます。ご希望の方はお気軽に当院までご相談ください。